頭痛薬の正しい飲み方と注意点、早く効かせるにはどうすれば良い?

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頭痛が酷い時、薬で痛みを抑えたい時、早く効いてくれと思う方が殆どだと思います。この記事では頭痛薬を飲む時の注意点や早く効かせるためにはどうすれば良いかをまとめています。

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薬は対症療法という事を忘れないで!

薬を飲むと頭痛が治るからと言って、頭痛のたびに薬に頼っていませんか?中には予防的に薬を飲んでいるという方もいるようです。頭痛が起こりそうな時に飲むのは先決かも知れませんが、日常的に飲んでいるといざという時に薬が効かなくなったり、市販薬だからと思って連用すると胃痛などの副作用が出現する可能性だってあります。

さらには、頭痛薬の飲みすぎによって頭痛を引き起こしている可能性(薬物乱用頭痛)も考えられるので、薬で頭痛が抑えられたとしても、根本的な治療にはなっていないという事を覚えておきましょう。

頭痛が酷くなると、日常生活にも支障をきたす事もありますよね。そんな時は我慢して薬を飲まないよりは飲んだ方が良いと思います。ですが、頭痛が酷くならないように毎日の生活でできる事もあります。

  • 頭痛に効果があるツボを押す→風池、天柱
  • 首や肩を重点的にストレッチする→血行改善を図ります
  • 強い光や騒音を避ける→安静にする事で頭痛が酷くなるのを抑える事ができます

少しでも早く薬が効いて欲しい時はどうしたらいいの?

「こんな時に頭痛なんて!」という時って結構ありますよね。そんな時にどんな薬を飲めばいいのかと言うと、先ほど紹介した薬のように【ロキソプロフェン】【アスピリン】【イブプロフェン】が含まれている鎮痛剤は、比較的早く効果が実感できると思います。早く効くからには多少の副作用は我慢…できないですよね(笑)そこで次に、正しい薬の飲み方についてまとめておきますね。

正しい薬の飲み方は?

鎮痛剤に限らず、薬との飲み合わせが悪いと言われている食べ物(飲み物)や嗜好品について、さらには薬と一緒に摂取しても良いのかどうか気になるものについいても理由も併せてまとめておきます。

薬と一緒に摂取するのを控えるべきもの

薬に対する肝臓の解毒作用が遅れ、効果が強くなる傾向があります。また、意識障害を引き起こしたり昏睡状態に陥るケースもあります。

  • コーヒー、紅茶(カフェインを含むもの)

心拍数が上がり、イライラしたり、湿疹が出る事もあります。

  • お茶
  • タバコ

薬と一緒に摂取しても良いのかわからないもの

  • グレープフルーツ(ジュース)

ワーファリンとの飲み合わせが悪いのは有名ですが、それ以外の薬との相性は問題ありません。ですが、薬を内服する際は控えた方が先決と言えますね。

  • 炭酸飲料

薬が炭酸ガスの酸性を中和するのに働き、本来の働きが弱まってしまいます。そのため、胃薬との併用は止めましょう。

  • 牛乳

胃酸を中和させる働きがある牛乳は、中和された胃の中に腸溶剤が入ってくると、胃酸から守る層が破壊されてしまい、薬の効果が十分に発揮されない可能性があります。

  • 栄養ドリンク

栄養ドリンクと言っても様々な種類が売られていて、効果もそれぞれ違います。栄養ドリンクで薬を内服するのはダメですが、どうしても飲みたい場合は時間をあけて飲むようにしましょう。

薬の飲み方を間違うと危険な事もあるという事を覚えておきましょう。1つずつでは問題がない薬でも、飲み合わせ(食べ合わせ)によっては副作用が出現する組み合わせがある事を念頭に置く必要があります。

病院に入院したりすると、薬の飲み方についてレクチャーされる事もありますが、入院する機会などがなければ実際わかりませんよね。そこで正しい薬の飲み方について解説したいと思います。せっかくなので薬を飲む際の疑問についてもお答えしたいと思います。

薬の正しい薬の飲み方

コップ1杯の水で飲むのが鉄則です。お茶と飲みたい場合は、ほうじ茶や麦茶などのカフェインが含まれないお茶を選択しましょう。また、温かい飲み物は薬が胃に到達する前に口の中で溶かしてしまう可能性があるため止めましょう。

複数の薬を飲む場合、一緒に飲む?別々に飲む?

普段飲んでいる薬がある場合は、一緒に飲んでも問題がないか事前に薬剤師に確認するようにしましょう。鎮痛剤を飲む場合は、頓服でも胃薬も一緒に服用すると胃への負担を軽減する事ができます。薬を飲むタイミングについては、決められた時間を守って服用するようにして下さい。

飲みづらい場合は、錠剤を砕いても良い?

錠剤には砕いて飲んでも効果が変わらないものと、砕いてはいけないものがあります。砕いてはいけない薬を見分ける方法の1つに【コーティングされているかどうか】を確認する方法があります。コーティングされている薬は、有効成分が胃ではなく腸で溶けるようにするため、湿気やすい有効成分を守るため、苦みの強い薬を飲みやすくするためなどの理由があってコーティングされていますので、むやみに砕くのは止めましょう。

どうしても飲めない場合は、錠剤ではなく散剤にするか薬剤師に相談するようにしましょう。薬剤師に相談すると、同じ成分の散剤に変更してくれたり、薬局で潰してから渡してくれたりしますよ。

子供が薬を嫌がって飲んでくれない場合はどうしたら良い?

ほとんどの子供は薬を嫌がるのではないでしょうか。そんな時にどうしたらいいのか、いくつかの方法を紹介しますので、参考にして下さいね。

少量の水で溶かす

*好きな食べ物に混ぜる…味が濃いプリンやゼリー、アイスなどがオススメです。主食のおかゆなどに混ぜるのは嫌いになって食べなくなってしまうケースもありますので止めて下さい。

お団子状に練る…少量の水で薬を練り、ペースト状になったら味を感じにくい頬の内側や上顎に塗ります。

上記の方法を試してもダメな場合は、無理矢理飲ませずに医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

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