二日酔いの頭痛への対処方法は?即効で効く食べ物や飲み物やツボはあるの?

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みなさんはお酒を飲んだ次の日に二日酔いをした経験はありますか?私は何度もありますが…(笑)酷い時は日常生活がままならない程の症状に悩まされ、次の日を無駄にしてしまうという事もあり、二日酔いは本当に辛いですよね。

ですが、中にはお酒を飲むにも関わらず二日酔いを1度も経験した事がないという方もいるようです。そこで今回は、二日酔いが起こる原因や症状について詳しくまとめるとともに、二日酔いになってしまった時の効果的な対処方法についても紹介したいと思います。

ここを読めば二日酔いなんて怖くなくなるかも知れませんので、少しの間ですが最後までお付き合い下さい♪

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二日酔いとは?症状について

二日酔いとは、身体からアルコールが抜ける際の軽度の離脱症状と考えられていて、自分の代謝能力以上にお酒(アルコール)を摂取する事で引き起こされる不快な身体的症状の事を言います。ひとことで二日酔いと言っても、二日酔いには様々な症状がありますので、詳しくみていきましょう。

二日酔いの症状

二日酔いと言っても必ず全ての症状が現れる訳ではなく、どんな症状が現れるかは個人差がありますが、一般的な二日酔いの症状は以下の通りです。

  • 頭痛
  • 嘔気、嘔吐
  • 眩暈
  • 脱水
  • 喉の渇き
  • 体のほてり
  • 下痢
  • 酩酊感、歩行時などのふらつき
  • 気分不快

上記の症状の中でも特に「頭痛」は、多くの人が自覚する症状と言われています。そこで、どうして二日酔いで頭痛がするのかについて詳しく調べましたので、一緒にみていきましょう。

二日酔いで頭痛が起こる原因と対処法について

お酒の席は楽しく、ついつい思った以上に飲みすぎてしまいますよね。私の場合、二日酔いで必ずと言っていいほど頭痛が起こります。飲みすぎなければ良いという話なんですが…二日酔いの時になぜ頭痛が起こるのか原因を調べてみました!

摂取したアルコールは肝臓で分解され、アセトアルデヒドという物質に変化します。アセトアルデヒドはアルコールよりも強い毒素を持っていて、血管を膨張させ様々な症状を引き起こす有害物質という事がわかっています。

少しのアルコールであればきちんと肝臓で分解されますが、たくさんのアルコールを摂取するとアセトアルデヒドが分解しきれずに血液中に残ってしまい、これが頭痛が引き起こす原因になってしまうというメカニズムなんですね。

また、アルコールを分解するためにはたくさんの水分が消費される事がわかっています。そのため、たくさんお酒を飲んだりアルコール濃度が高かったりすると、体内の水分がアルコールの分解によって失われてしまいます。さらにアルコール自体にも利尿作用があるため、飲んだ分だけ尿として水分が排出され、脱水症状をきたす原因になります。

脱水症状になると、血管内の水分も失われるため体内の血液循環が悪くなります。特に頭部は血管や神経が集中しているため、血液循環が悪くなる事で頭痛が引き起こされるんですね。

アセトアルデヒドによる頭痛の対処法

アセトアルデヒドの分解を促進する効果があるとされているのは【タウリン】や【オチアミン】なので、これらを多く含むしじみの味噌汁を摂取するのがオススメです。ですが、みそ汁を作るのは実際面倒ですよね。今はこれらの成分が含まれたサプリも市販されているので、サプリを摂取する方が手っ取り早いかも知れません。

脱水症状による頭痛の対処法

脱水症状を緩和するためには水分補給をする以外ありません。そのまま水を飲むのも良いですが、私は二日酔いで仕事に行くと良く先輩看護師から「スポーツドリンクをがぶ飲みしろ」と言われていました。なので午前中に500mlのペットボトルで2本くらい飲んでいた記憶があります(笑)

水よりもスポーツドリンクを摂取する方が、糖分や電解質が含まれているため脱水症状が改善されやすいというきちんとした理由があり、二日酔いによる嘔気があったとしても飲み続ける事が大切です。

二日酔いの頭痛に効果的な食べ物や飲み物について

二日酔いの頭痛に効果的な食べ物や飲み物はあるのでしょうか。知っておくと家に常備できるかと思いますのでここでまとめておきますね。

二日酔いの頭痛に効果的な食べ物

    • 果糖が多く含まれる柿は、肝臓の代謝機能を高める事がわかっています。また、柿に含まれるカタラーゼという酵素がアセトアルデヒドの分解を促進させる効果があるので、二日酔いの弱った肝臓の機能を助けてくれます。
  • しじみの味噌汁
    • しじみに含まれるアミノ酸には、アルコールを分解する酵素を活性化させる作用があります。わざわざ自宅で作らなくてもコンビニで売っているしじみの味噌汁でも大丈夫なので常備しておくと良いですね。
  • はちみつ
    • はちみつにも果糖が含まれていて、摂取する事で二日酔いの予防や解消はもちろん、頭痛を和らげる効果が期待できます。いつ摂取すると良いのかと言うと、お酒を飲む前後やお酒を飲んだ翌朝にスプーン1杯のはちみつを舐めるだけです。

二日酔いの頭痛に効果的な飲み物

  • コーヒー
    • コーヒーには血管収縮作用があるカフェインが含まれています。そのため、一時的な頭痛の緩和に効果があるとされています。またコーヒーには利尿作用もありますので、血液中のアセトアルデヒドを早く体外に排出する働きもあります。ですが、飲みすぎると血管収縮の反動が起こったり胃へ負担をかける事に繋がり兼ねませんので注意が必要です。
  • ・グレープフルーツジュース
    • 生のグレープフルーツを食べるのも良いですが、水分補給も大切なのでジュースの方が摂りやすいと思います。グレープフルーツジュースにはアルコールの分解を助ける果糖が含まれていて、ビタミンCやクエン酸も二日酔いに効果的です。また、グレープフルーツジュースは二日酔いの予防にもなりますので、日頃から飲んでおくと良いかも知れません。ちなみに飲む場合は100%ジュースの方が良いみたいですよ^^
  • スプライト
    • 二日酔いの時にスプライトを飲むと、酵素の働きが促進されアルコールの代謝スピードが速くなるという研究結果が出たそうです。水分補給になりますし、糖分も含まれているため試してみる価値はあると思います。
  • ウコン
    • ウコンの成分が入ったドリンクはコンビニでも売られていますよね。ウコンにはクルクミンとピペリンという2つの成分があり、クルクミンは肝機能の働きを高め、アルコールの分解を促してくれます。またピペリンは、栄養素の吸収力を高めますのでアセトアルデヒドの排出を促進する働きがあります。どちらかと言うと、お酒を飲む前に摂取する方が効果的なようです。

二日酔いの頭痛に効くツボを紹介!

辛い二日酔いに効果のあるツボはあるのでしょうか。いざという時に知っておくと損はないと思いますので、ここで紹介したいと思います。

百会(ひゃくえ)

左右の耳を結んだ線と身体の中心線の交わる、頭のてっぺんにある少し凹んだような場所がツボです。二日酔いのガンガンする頭痛に効果的とされているので、2~3分かけて親指の指の腹で揉むように押してみて下さいね。

頭痛だけでなく、鼻詰まりや自律神経を整え不眠にも効果がある事がわかっています。

百会
風池(ふうち)

後頭部にある髪の生え際で耳の後ろにあり、触れると骨が隆起している内側のツボです。頚部の中心の外側にある筋肉と耳の後ろにある筋肉とのくぼみなので、親指の腹で結構強めに押してみましょう。

偏頭痛や眼精疲労などによる肩こりにも効果があるツボですが、嘔気や激しい痛みを伴う場合は症状を悪化させる可能性がありますので注意して下さい。

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二日酔いの頭痛にまつわる疑問に答えます!

誰でも起こる可能性がある二日酔いですが、二日酔いにまつわる疑問についてここでいくつか回答したいと思います。

Q:二日酔いをそのままにしておくとどうなるの?

A:アルコール中毒になる可能性があります。

二日酔いを発症するほどの量のアルコールを摂取すると、アルコールの分解を優先する肝臓は、本来の脂肪や糖質を代謝する機能やエネルギーを作る機能まで手が回らなくなってしまいます。そのため、消化や疲労回復能力が低下するだけでなく肝機能が低下したり肝疾患の発症に繋がりかねません。

また、肝臓に負担をかけ続ける事で肝臓の機能が低下し、二日酔いになりやすくなってしまい、アルコールを摂取するたびに二日酔いになってしまうというケースもあります。

Q:二日酔いの頭痛には迎え酒が良いってホント?

A:実は逆効果です。弱っている肝臓に追い打ちをかける行為です。

若い頃、二日酔いのまま仕事に行くと「二日酔いには迎え酒でしょ!今日も飲みに行くよ!」と先輩に言われた事があります。ですが、続けて飲むとさらに次の日に症状が悪化した経験があるのは私だけではないはずです。

二日酔いの状態でさらにアルコールを摂取すると、中枢神経が麻痺し二日酔いの不快感を感じなくなります。アルコールの摂取によって水分も補給され一時的に二日酔いが改善した気になるので「二日酔いには迎え酒」と言われるようになったのかも知れません。

ですが結局は、血中アルコール濃度が上がりさらに肝臓に負担をかけるため、症状が悪化する事に繋がってしまうんですね。二日酔いの時は迎え酒はせず、たくさん水分を取り充分に休息する方が早く体調が戻りますよ。

イラスト出典:http://www.magomehari.com/post_65/
イラスト出典:http://anniversary-event.com/archives/1588.html

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