偏頭痛の診断基準は?予防方法やサプリメントはあるのか?

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今の時代は実に3人に1人が悩まされているという統計が出ているほど、頭痛は他人事ではないとても身近な病気です。

頭痛の原因がはっきりしているケースもあれば「この頭痛は偏頭痛かな?」と気になっている人もいるかと思います。

また、薬を飲めば治るからと病院受診をしない方も多いと聞きます。

そこで今回は、偏頭痛と診断される診断基準について紹介すると共に、偏頭痛は予防できるのか、偏頭痛に効果的なサプリメントはあるのかについても触れていきますね。

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偏頭痛とは?診断基準について

偏頭痛の診断基準についてお話する前に、偏頭痛について簡単に説明したいと思います。

偏頭痛とは?

偏頭痛とは、頭の片側(時に両側)に発作的に起こる頭痛の事で、ズキンズキンと拍動するような痛みが特徴と言われています。

この頭痛によって、嘔気や嘔吐などの随伴症状も伴い、男性よりも女性に多い事もわかっています。

偏頭痛が女性に多いと言われる原因について明確にはわかっていませんが、女性ホルモンによる影響が大きいと考えられています。

「偏頭痛には一般的な鎮痛剤が効きにくい」という話を聞いた事がある方もいるかと思いますが、その理由は頭痛が起こった時にすぐ内服する急性治療薬と、頭痛発作を起こりにくくさせる頭痛予防薬の2種類をうまく使い分けて治療する必要があるからです。

一般的な鎮痛剤でも効果が感じられるケースもありますが、根本的な治療になっていない事もありますので、1度専門科の受診をするに越した事はないと思います。

偏頭痛の診断基準について

偏頭痛はどのように診断されるのか知っておいて損はないと思うので、簡単にまとめておきますね。(日本頭痛学会参照)

まず、頭痛が起こる前に前兆があるかないかに分けられ、さらに細かく分類されていきます。

前兆は、キラキラした光・ギザギザの光のような視覚性の症状が多く、半身の脱力やしびれなどの感覚障害などを自覚するケースもあります。

この前兆は60分以内に終わり、その後頭痛が起こると言われています。では、前兆のない偏頭痛の診断基準を以下に載せておきますね。

前兆のない偏頭痛の診断基準

  1. B~Dを満たす頭痛発作が5回以上ある
  2. 頭痛の持続時間は4~72時間(未治療もしくは治療が無効の場合)
  3. 頭痛は以下の特徴の少なくとも2項目を満たす
  4. 片側性
  5. 拍動性
  6. 中等度~重度の頭痛
  7. 日常的な動作(歩行や階段昇降など)により頭痛が増悪、あるいは頭痛のために日常的な動作を避ける
  8. 頭痛発作中に少なくとも以下の1項目を満たす
  9. 悪心または嘔吐(あるいはその両方)
  10. 光過敏および音過敏
  11. その他の疾患によらない

いかがでしたか?自分の頭痛と照らし合わせると当てはまる項目があったという方が多いのではないでしょうか。

病院の医師もこの診断基準を参考に診察を行いますので、事前にセルフチェックしてから受診するのも良いかも知れません。

では次に、偏頭痛は予防できるのか、効果的なサプリメントはあるのかについてまとめていきますね。

偏頭痛は予防できる?偏頭痛に効果的なサプリメントも紹介

偏頭痛の治療については上記で【頭痛が起こった時にすぐ内服する急性治療薬と、頭痛発作を起こりにくくさせる頭痛予防薬の2種類をうまく使い分けて治療する必要がある】と説明してきました。

そのため偏頭痛を予防するには、頭痛がある日もない日も毎日薬を飲み、頭痛発作を起こりにくくする(または頭痛発作が起こっても軽く済むようにする)方法が1番だと思います。

これは予防療法とも言われ、頭痛発作の回数が月に数回以内で頭痛発作位による生活への影響があまりなければ急性治療薬のみで治療を行います。

逆に、頭痛発作の回数が多い場合は日常生活への影響が強い場合は急性治療薬と予防薬を組み合わせた治療を行っていきます。

この薬は医師の指示の下に内服するもので、自己判断で市販薬を購入して治療するには限界があるかと思います。

そのため、偏頭痛をしっかり治したい場合は専門科を受診して適切な診察を受ける必要があると言えるでしょう。

また、1度の受診では担当医も診察・判断しにくいケースもありますので、ある程度の期間と複数の受診が必要になる事もあります。

偏頭痛に効くサプリメントはあるの?

偏頭痛の治療で薬の内服を勧められるとなると、あまり薬に頼りたくないと思っている方は病院受診を躊躇う事も考えられます。

薬を飲みたくない場合、サプリメントなら気軽に飲めるかと思い、偏頭痛に効果があるとされるサプリについて調べてみました。

市販されているものをいくつか紹介しますね。

  • ズキラック 通常価格4,980円
  • ズツノンDr. 通常価格7,960
  • ずきしらずの実 通常価格3,300円
  • ズキトール 通常価格3,241円

どの商品も天然素材にこだわった成分が配合されていて、通常購入コースと定期購入コースが選択できるようになっています。

偏頭痛の薬は保険適応でも高額なので、どちらが安く済むかは微妙なところかも知れませんが、薬を飲む事に抵抗がある方は飲む時間や場所を選ばないサプリの方が良いかも知れません。

まとめ

根本的に偏頭痛を改善したい場合は、薬やサプリに頼る前に【生活習慣の見直し】も大切です。

疲れやストレス・睡眠不足などが頭痛の原因になっているケースが多いので、自分の生活をじっくり見直し、改善できる事から始めてみましょう。

 

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