頭痛薬を飲み続けるとどうなるの?薬が効かない頭痛は?偏頭痛に良い薬は何?

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頭が痛くなると何も手につかなくなったり、日常生活に支障をきたすケースもあるかと思います。頻繁に頭痛が起こる人は、いつ頭痛が起こってもいいように頭痛薬を常に携帯している場合が多いのではないでしょうか。

そこで質問です。普段飲んでいる頭痛薬はどんな薬ですか?その薬は飲んですぐ効果がありますか?薬を飲んでも効果が無かった事はありますか?また、薬が効かない時はどうしていますか?

あなたの頭痛が少しでも軽くなりますように…♪頭痛薬にまつわる事を中心に質問に答えつつ、いつ起こるかわからない頭痛について詳しくまとめてみますね。

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頭痛の種類によって飲むべき薬に違いはある?

いつ起こるかわからない頭痛…嫌ですよね。頭痛が起こるとすぐに薬を飲むという方は多いと思いますが、持ち合わせの頭痛薬を飲んでもいまいち効果がなかった事はありませんか?その頭痛薬、あなたの頭痛に合っていないかも知れません!詳しく説明していきますね。

頭痛の種類によって飲むべき薬は変わる?

一言で頭痛と言っても、様々な原因があるように、頭痛によって効果がある薬や治療法も違います。そのため、ここでは代表的な頭痛の種類に対して効果があるとされる頭痛薬について紹介させて頂きますね。

緊張型頭痛

頭痛の中でも1番多いと言われているのが「緊張型頭痛」です。年齢や性別を問わず誰でも発症する可能性がある頭痛で、考えられる原因としては、精神的なストレス・デスクワークなどによる長時間の同じ姿勢・血行不良・首や頭の緊張などがあります。

緊張型頭痛の治療は、長時間同じ姿勢を取らないように配慮したり、ヨガやマッサージなどの運動やストレッチが有効とされていて、首や肩の筋肉の緊張をほぐす事が大切です。そして、頭痛薬を内服する場合は、イブプロフェン・ロキソプロフェン・アスピリンが緊張型頭痛に効果を発揮する事がわかっているので、薬選びに悩んだ時はこれらの成分が配合されている薬を選択するようにしましょう。

偏頭痛

偏頭痛は、頭の片側(時に両側)に発作的に発生し、ズキンズキンと脈打つような痛みが特徴の頭痛です。嘔気や嘔吐などの随伴症状も伴います。男性よりも女性に多い事がわかっていて、その背景には女性ホルモンが関係している事と頭の血管が過度に拡張する事が考えられていますが、明確な原因はまだ不明なようです。

偏頭痛の治療は薬物療法が中心になります。頭痛が起こった時に内服する急性治療薬と、頭痛発作を起こりにくくする予防薬の2種類をうまく使い分ける必要があります。急性治療薬は主にトリプタン系薬剤で、炎症を抑えるだけでなく脳の血管と神経に作用し、根本的な原因を抑える偏頭痛に特化した薬と言えます。

代表的なもの

  • イミグラン
  • レルパックス
  • マクサルト
  • ゾーミッグ

などがあり、内服薬の他に注射や鼻スプレーなどもありますので、用途に合わせて使う事ができます。

また、偏頭痛発作を起こりにくくする予防薬についてですが、予防薬は偏頭痛が頻繁に起こる場合(一週間に1回以上)や症状が重い時に使われ、種類としてはβ遮断薬・抗うつ薬(トリプタノール・ノリトレン)・抗けいれん薬(ガバペン・デパケン・トピナ)があります。

予防薬は毎日内服する事もできるので、2種類の薬をうまく併用して頭痛発作が起こらないように治療していきます。

副鼻腔炎による頭痛

副鼻腔とは、額・ほほ骨・鼻柱の裏側にある空洞の事で、風邪などによって炎症を起こす部位です。これによって鼻詰まりや熱発、頭痛などの症状が出現しますが、副鼻腔炎による頭痛を治療するためには、抗生物質を内服し感染症を治療するか、鼻づまりを改善するために鼻スプレーを使用すると良いでしょう。頭痛薬の使用も効果はありますが、根本的な治療にならないケースもあるので注意が必要です。

頭痛薬を飲み続けるとどうなるの?薬が効かなくなる?

頭痛薬を頻繁に飲んでいる場合、「頭痛薬を連用する事で薬が効かなくなるのでは?」という疑問を持つ事ってありますよね。それは本当なのでしょうか。色々調べてみました!

まず先に答えを言ってしまうと、市販薬や処方薬を毎日連用しても薬が効かなくなるという事はありません。では、どうして薬が効かなくなるという噂や先入観が生まれたのでしょうか。その答えは、頭痛薬を連用する事による【薬物依存性頭痛(鎮痛薬頭痛)】が起こっているからではないかと考えられます。

薬物依存性頭痛は、元々緊張型頭痛や偏頭痛で頭痛薬を飲みすぎる事により、かえって毎日頭痛が起こるようになってしまっている状態の事を言います。市販の頭痛薬の飲みすぎによるものが多いですが、医師からの処方薬でも起こります。気になる方は以下の項目でセルフチェックしてみて下さい。

  • 月に15日以上頭痛が出現する、または頭痛薬を月に10日以上飲む
  • 今まで飲んでいた頭痛薬が効かないと感じる
  • 起床時から頭痛がする事がある
  • 薬をいくら飲んでも頭痛が以前よりひどくなったと感じる
  • 頭痛の程度や痛む部位が変わる事がある

イメージ画像

http://www.sukkirin.com/therapy/overuse.html

いかがでしたでしょうか。上記の項目に当てはまる数が多いほど、薬物依存性頭痛に該当する可能性がありますので、心当たりがある場合は1度頭痛外来もしくは専門の診療科を受診すると良いでしょう。

また、頭痛薬を飲み続ける事で起こる副作用についても知っておく必要があります。頭痛薬を始めとする鎮痛薬の多くは、連用する事で胃の粘膜に負担をかけてしまいます。市販の鎮痛薬には、最初から胃の粘膜を保護する成分が配合されているものが多いですが、医師が処方する頭痛薬(鎮痛剤)には胃を保護するような成分は含まれていません。処方される時に必ずと言っていいほど、胃薬も一緒に処方されているのではないでしょうか。

毎日のように胃薬を併用せずに頭痛薬(鎮痛剤)を飲んでいると、胃の粘膜を傷つけてしまう可能性があり、最悪は潰瘍になってしまい胃から出血してしまう…などの可能性も否定できませんので、薬にばかり頼らないようにするのはもちろん、自分は大丈夫だと思っても処方された頭痛薬を飲む時は、面倒でも一緒に胃薬を飲むようにしましょう。

実際に私も病院の救急外来で働いていた時に、吐血して救急車で運ばれてきた患者さんがいましたが、検査の結果、吐血の原因は頭痛薬の乱用によって胃に潰瘍ができていたからでした。胃に潰瘍ができてしまうと治療に時間がかかりますし、治療中は鎮痛薬も飲めない状況になりますので、自己判断で頭痛薬を飲み続けるよりは、症状が悪化した時や薬が効かなくなったと感じた時などに思い切って病院を受診した方が良いと思います。

頭痛薬を飲むタイミングは?上手な使い方について

頭痛薬は乱用すると様々な副作用の心配があるというお話をしてきました。では、どうしても頭痛薬を飲みたい場合、いつ飲めば良いのか、飲む時に注意する事はあるのか気になりますよね。そこで、知り合いの薬剤師さん2人に直接聞いてきました!

まず薬剤師Aさんに確認すると「痛くないのに予防的に飲むのはダメ」「痛くなったら飲むの」と言っていました。うーん、わかりずらい…(笑)そこで次に薬剤師Bさんに聞いてみると「痛くなり始めた時に飲むのがベスト。胃薬も一緒に飲むべきだし、空腹では飲まないでね。」と言っていました。

2人の話を総括すると、我慢できないほどの頭痛が起こってから薬を飲むと、それだけ頭痛が治まるまでに時間がかかってしまい、薬の効果も弱いと感じやすいため、頭痛が起こりそうな時や頭痛が起こってすぐに飲むようにすると良いという事ですね。また、空腹の状態で鎮痛剤を飲むと直接胃に負担がかかってしまうため、薬の吸収を早めるためにも何か食べてから内服すると効果が出やすいとの事でした。

そして、今飲んでいる頭痛薬で効果がある場合は良いですが、自分の頭痛のタイプを知るためにも時間をみつけて1度専門医に診断して貰い、どんな薬が自分に合っているのかを知っておくと「薬難民」にならずに済むそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。頭痛薬を飲み続けると薬が効かなくなるという噂にはちゃんとした理由があったんですね。頭痛薬を飲む事で起こる可能性がある副作用などについても詳しくまとめてみました。頭痛薬に頼りすぎず、自分の頭痛としっかり向き合い、薬を飲まなくて良くなる日が来るように頑張りましょう。

  • 頭痛薬は原因に合わせて選択しよう
  • 市販薬でも処方薬でも副作用を理解した上で内服しよう
  • 予防的に飲むのではなく、痛み始めに飲むのがベスト
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