頭痛は日本人の国民病とも言われ、3人に1人が頭痛に悩まされているという統計が出ているほど身近な病気と言えます。
頭痛が起こるタイミングや頭痛の程度などについては個人差が大きく、一言で頭痛と言っても全員が同じ症状とは限りません。
そこで今回は、頭痛に悩まされている人の中でも【月曜日の午後に頭痛が起こるケース】についてお話をしていきたいと思います。
頭痛が起こるメカニズムだけでなく、その頭痛を治す方法についても紹介しますので、是非参考にして下さい。
頭痛が起こる原因について
頭痛は【一次性頭痛】と【二次性頭痛】に大別されます。
これは大人にも子供にも起こる事があり、まずはそれぞれを簡単に説明しておきますね。
一次性頭痛は、背景に原因となる疾患がない頭痛の事を言い、一次性頭痛を代表するものでは【偏頭痛】や【緊張型頭痛】が挙げられます。
原因は日常生活によるものが多く、肩こり・眼精疲労・食生活や生活習慣の乱れ・ストレスなどがあります。
大人に限らず最近は子供にも増加している頭痛で、背景にはゲームやスマホ操作、PC作業が増えている事が考えられます。
原因がはっきりしている場合は対処もしやすいと思いますので、特に子供の場合は大人がしっかり指導・対処してあげる必要があると言えますね。
次に二次性頭痛についてですが、二次性頭痛は背景に原因となる疾患がある頭痛の事を言います。
頭痛に悩まされている人のほとんどが一次性頭痛ですが、二次性頭痛も軽視できないためしっかり見極める事が大切です。
二次性頭痛の原因は、感染症に始まり高血圧・脳腫瘍・脳血管異常・頭部外傷などがあります。
目に見えて原因がわかる場合は対処しやすいかと思いますが、原因がはっきりしない場合は医療機関の受診が必要になる事もありますので、その場合は早めの受診をオススメします。
月曜の午後に頭痛が起こる理由は?
頭痛が起こる原因についてまとめてきましたが、自分の頭痛がいつ起こるのか決まっている人もいるようです。
私の場合はお酒を飲んだ次の日に必ずと言っていいほど頭痛がしますが、これはただの二日酔いですね(笑)
頭痛について調べていると、必ずと言っていいほど月曜の午後に頭痛が起こり悩んでいるという記事を見ました。
月曜のしかも午後に頭痛が起こるのはなぜなのか気になったので調べてみた事を簡単にまとめたいと思います。
まず月曜日の午後に頭痛が起こる原因として考えられるのは、目の疲れや倦怠感などと共に現れる【緊張型頭痛】なのではないかと思います。
週末は仕事など心身のストレスから解放されていても、月曜からはまたストレスを抱えがちですよね。
月曜に限らず起こる頭痛ではありますが、月曜の午後に起こりやすい頭痛と言っても良いのではないでしょうか。
この緊張型頭痛は、後頭部から首筋にかけて締め付けられるような痛みが特徴で、頭痛以外の症状(吐き気や嘔吐など)が現れにくいと言われています。
そのため日常生活への支障もほとんどないと言われていますが、頭痛は起こるだけで気分が下がりますし、何もしたくなくなりますよね。
頭痛が治まるまでの時間は個人差が大きいですが、数時間で治まる場合もあれば一度頭痛が始まってしまうと数ヶ月続くような慢性化するケースもあるので注意が必要です。
頭痛が起こると何もしたくなくなりますが、何もしない訳にはいかない人もたくさんいると思います。
そのため、少しでも頭痛が楽になれば良いなと思ったので、私も実践している頭痛を一瞬で治す方法についてまとめたいと思います。
頭痛を一瞬で治す方法はあるの?
頭痛を一瞬で治す方法はあるのかについてですが、医学的には「ない」と回答されるかと思います。ですが「諦めるしかないのか…」と思うのは早いので、諦めるなら以下の事を試してから諦めましょう(笑)
頭痛に効くツボを押す
ツボは全身にあり、気が付いた時に自分で押す事ができるため頭痛に効果があるツボを知っていて損はないと思います。
私は、人差し指と親指の骨が合流する部分から少し人差し指側にある【合谷】というツボを暇があれば押しています。
頭痛だけでなく肩こりや生理痛などにも効果があるので「万能のツボ」とも言われているみたいですね。
頭や首のツボに比べても他人から「あの人ツボ押してるな…」と気づかれない部位なのでオススメです。
普段から押していると頭痛が起こる頻度が減った気がするので、是非試して貰いたいですね。
薬を飲む
あまり薬に頼りたくないと思っている人も多いと思いますが、いざという時に頼るのは薬なのではないでしょうか。
よく市販薬と処方薬の違いについて質問されますが、市販薬はどんな人が飲んでも安全なものが多く、胃に負担がかからないように胃粘膜を保護する成分が含まれていたり、身体をリラックスさせるために眠たくなる成分が含まれているものもあります。
逆に処方薬は医師の指示の下に内服するので、不要な成分が含まれていないのが特徴です。
そのため、「眠たくならない薬が良い」「どれくらいの間隔で飲んで良いのかわからない」という方は医療機関を受診して処方薬を貰った方が良いと思います。
ちなみに私は、頭痛に悩まされていた頃有名な「ロキソニン」を医師に処方して貰い内服していましたが、ある時からロキソニンを飲んでもすっきり頭痛が治らず困っていました。
それを薬剤師に相談すると「成分の違う鎮痛剤を被せて飲んでみたら」と言われ、飲むとすぐに頭痛が治まったのを覚えています。
薬に頼るのは根本的な治療にはなりませんが、どうしても今頭痛を治したい!という時ってありますよね?
あまりオススメはできない方法ではありますが、最終手段として知っておいて損はないと思います。私の場合は同じ薬を続けて飲むよりは効果がありました。
寝る
頭痛が起こった時点ですぐに寝られる状況の人の方が少ないと思いますが、寝ると心身がリラックスできるので頭痛も治りやすい事が言えます。
ぐっすり睡眠を取る事は難しくても、横になって休息を取るだけでも違います。この時、可能であれば暗くて静かな部屋で休むとさらに効果的です。
月曜日の午後に起こる頭痛についてのおすすめ記事