頭痛薬のおすすめ3選!市販薬と処方薬の違いは?眠くならない方法や子供への飲ませ方は?

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一言で頭痛薬と言っても、様々な種類がありますよね。市販されていていつどこでもすぐに手に入る薬もあれば、病院を受診しなければ貰う事ができない薬もあるかと思います。

また、急な頭痛や慢性的な頭痛に効果的な頭痛薬はあるのでしょうか。

そこで今回は、私なりの頭痛薬のおすすめランキングを作成するとともに、意外と知られていない市販薬と処方薬の違いについてまとめてみたいと思います。

薬を飲むとどうしても眠くなってしまう…という方や、子供に頭痛薬を飲ませる場合についても触れていきますので参考にして下さいね^^

この記事でわかること

  • 市販薬ランキング
  • ドラックストアで処方箋無しで買える市販薬と処方薬の違い
  • 子供へ頭痛薬を飲ませる時の注意点
  • 眠くなる薬と眠くならない薬の違い
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頭痛薬と言ってもたくさんありすぎてわからない!市販薬と処方薬の違いは?

頭痛薬に限った事ではありませんが、ドラッグストアなどで市販されていていつでも購入できる薬と、病院を受診して先生に処方して貰わないと飲む事ができない薬にはどんな違いがあるのかご存知でしたでしょうか。ここで簡単に説明しますね。

市販薬とは?

市販薬とは、薬局やドラッグストア・コンビニなどで売られている薬の事で、自分自身で選んで購入・服用する事ができます。

すぐに手に入る手ごろさは、いざと言う時に本当に便利ですよね。ちょっとした病気の回復や予防・健康維持や増進に効果的と言えます。

市販薬は大きく3つに分類され、その分類は以下のようになります。市販されている薬には必ず表記されているので確認してみて下さい。

  • 第1類医薬品
    • 薬剤師でなければ販売する事ができず、副作用や相互作用などの安全性上、特に注意を要するものとあります。薬剤師が常在していないコンビニなどでは購入する事ができない薬という事になります。
  • 第2類医薬品
    • 薬剤師が不在でも登録販売者が販売でき、副作用や相互作用などの安全性上、比較的注意を要するものとあります。
  • 第3類医薬品
    • 薬剤師が不在の場合でも登録販売者が販売でき、第1類医薬品や第2類医薬品に相当するもの以外の一般用医薬品。第1類医薬品や第2類医薬品と比較すると安全性が高い事が言えます。

ちなみに、第1類医薬品は処方薬とほぼ同じ有効成分を持ちますが、処方薬と比較するとその有効成分は1/2~1/3に抑えられているものもあります。

また、第2・3類医薬品については、1つの薬に様々な有効成分が含まれた総合的な薬として販売されています。どんな人が飲んでも合併症や副作用が起こらないように安全な用量で作られているんですね。

処方薬とは?

診察に基づいて医師がそれぞれの患者に合った薬を処方する薬です。患者さんの体調や体質・既往歴なども考慮した上で、その患者さんに適した用法・用量で処方します。

一般的には診察後に医師から処方箋を受け取り、その処方箋を元に薬剤師が調剤します。そして薬の説明をして患者さんの手元に渡るという流れになっています。

頭痛で病院を受診すると貰う事ができる処方薬

市販薬について紹介してきましたが、病院を受診すると貰う事ができる鎮痛剤にはどんなものがあるのか気になりますよね?そこで頭痛に対して処方される事の多い薬をいくつか紹介したいと思います。

頭痛薬として医師が処方する場合の多くは、偏頭痛か緊張型頭痛かによって薬が違うので思いつく薬を分けて一覧にしておきますね。

偏頭痛薬

  • アマージ
  • イミグラン
  • インデラル
  • クリアミン
  • ジヒデルゴット
  • セレニカ
  • ゾーミック(ゾーミッグ)
  • ゾーミックRM
  • デパケン
  • テラナス
  • トリプタノール
  • ノイロトロピン
  • マクサルト(マクサルトRPD)
  • ミグシス
  • レルパックス
  • ワソラン

緊張型頭痛薬

  • カロナール
  • デパス
  • テルネリン
  • トリプタノール
  • ナイキサン
  • ノイロトロピン

ここで言っておきますが、偏頭痛の場合は市販の頭痛薬はほとんど効かないと思って下さい。偏頭痛は頭の血管が拡張する事によって起こります。

市販されている頭痛薬の中に血管の拡張を抑える効果がある薬はありませんので、偏頭痛には効果がないという事になります。症状が軽い場合は、市販の鎮痛剤でも痛みが軽減する事もありますが、一時的なものと考える方が正しいでしょう。

偏頭痛薬は処方薬の中でも単価が高い薬が多いので、効果があるとわかるまで少ししか処方してくれない事が多いと思います。

用法・用量を守って何度か内服してから再度病院を受診し、効果を担当医に伝えるようにしましょう。

他にも鎮痛剤としてボルタレンやロキソニンなどが処方されるケースもあるので、診察の際にはどんな薬を処方されるのか医師に直接確認するのが1番だと思います。

また、処方された薬を飲んでも効果がいまいちだと感じた場合は、早めに医師に相談するようにしましょう。くれぐれも自己判断で内服量を増やして飲むような事はしないようにして下さいね。

市販薬と処方薬の違いについて

市販薬(一般用医薬品)は、1つの薬に対して様々な成分が入った総合的な薬です。

頭痛薬を例に出すと、半分近く胃薬が混ざっているなど知識がない方が飲んでも合併症や副作用が起こらないように安全な含有量で製造されています。

逆に処方薬は、1つの症状に対して効果があるように1つの有効成分が含有されています。なので、頭痛薬の場合はあくまで頭痛に対しての薬であり、胃薬は別に処方されるという事になります。

処方箋を持って薬局に行った際に、こんなに薬を飲まないとダメなの?という量が処方されたという経験がある方もいると思いますが、その背景にはこんな理由があったんですね。

市販薬と処方薬を比較すると、医師の判断の元に処方される処方薬の方が症状に対しての効果があるのは事実なようです。

ですが効果が強い分、市販薬に比べて副作用が強く現れる事もあります。そのため、服用していて少しでも異常を感じた場合は医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

頭痛薬は眠たくなる?眠たくなる理由と眠たくならない薬は?

頭痛薬を飲んで眠たくなってしまった経験がある方は多いと思います。薬を飲んですぐに休息できる状況なら良いですが、授業や運転・仕事・会議など眠くなると困ってしまう状況って良くありますよね?

処方薬の場合は、担当医師に「飲んでも眠くならないような薬を出して下さい」と頼む事ができますが、市販薬の場合はどうしたらいいのでしょうか

まず、なぜ頭痛薬を飲むと眠くなってしまうのかについて簡単に説明したいと思います。

市販されている頭痛薬の中には眠くなる成分(催眠鎮痛成分)の「アリルイソプロピルアセチル尿素」と「ブロモバリレル尿素」が含まれているものがあります。

眠たくなると困るという場合は、まずこの尿素が含まれていない市販薬を選ぶようにする必要があります。よくわからない場合は薬局などにいる薬剤師さんに確認するのが1番ですね。

市販されている薬で、眠くなる成分が含まれていないものをいくつか紹介すると以下のような薬があります。

  • ロキソニンS
  • バファリンA
  • ノーシン錠
  • タイレノール

ロキソニンを例に挙げると、ロキソニンSプレミアムという薬も市販されています。ロキソニンSは眠くなる成分が含まれていませんが、ロキソニンSプレミアムは眠気が出る成分が配合されているので購入時は注意が必要です。

名前で判断してすぐ購入する前に、店員や薬剤師さんに確認するようにしましょう。

頭痛薬おすすめを一挙公開!

頭痛薬と言っても、商品によって含まれる成分に違いがあったり眠気などの副作用が出現するものがあってどれを購入したらいいのか悩む…という方は多いと思います。

そこで、実際に私が使って効果を感じたものを紹介したいと思います。あくまで私個人の見解で、効果の感じ方などについては個人差があると思いますのでそこはご了承下さい。

タイレノールA(東亜薬品)

他の頭痛薬は空腹を避けて内服するものが多いのに対して、タイレノールAは空腹時でも飲む事ができるのが魅力です。脳に直接作用して痛みを抑えてくれる「アセトアミノフェン」が主成分で、眠たくなる成分も含まれていません。

即効性はありませんが、ソフトに痛みを抑え副作用の心配が少ないので重宝するという方も多いと思います。
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ナロンエースR(大正製薬)

痛みの元となる炎症を抑えるイブプロフェンと、中枢神経で痛みをブロックするエテンザミドが有効成分として配合されていて、この2つの成分が複合的に作用し頭痛を徹底的に抑えます。

ブロモバリレル尿素は配合されていますが、私個人としては眠気はほとんどなく即効性もあるのでここぞという時に飲んでいます。
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ロキソニンS(第一三共ヘルスケア)

頭痛・生理痛の市販薬で唯一医療用成分ロキソプロフェンを配合した即効性と優れた効き目が特徴の解熱鎮痛薬。様々な痛みを緩和してくれる万能薬と言っても過言ではありません。

眠たくなる成分は入っていませんし、即効性があるのが嬉しいですね。ちなみにロキソニンプレミアムは眠くなる成分を配合しています。
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子供の頭痛について

子供が頭痛を訴えてきても「一時的なもの」や「そこまで痛くないだろう」と軽視していませんか?子供の頭痛は大人の頭痛と同様にしっかり原因を突き止め対処してあげる必要があります。

子供が頭痛を訴える原因は、大人と同じように大きく2つに分けられます。それは、原因となる疾患がない【一次性頭痛】と、原因となる疾患によって頭痛が起こっている【二次性頭痛】です。

一次性頭痛には偏頭痛と緊張型頭痛がありますが、頭痛を訴える子供のほとんどがこの一次性頭痛という事がわかっています。

具体的な原因については以下の通りです。

一次性頭痛

  • 生活リズムの乱れ(寝すぎ、睡眠不足など)
  • 家庭や集団生活でのストレス
  • 眼精疲労、肩こり
  • ゲームやスマホなどによる強い光や音の影響
  • 食生活の乱れ(空腹や低血糖、チョコレートやチーズなどによる影響)

二次性頭痛

  • 感染症
  • 腫瘍
  • 脳血管の異常

病院を受診する目安としては、日常生活に支障をきたすほど痛がっていたり、頭痛の他に発熱や嘔吐などの症状がある場合、3日以上頭痛が続いている場合などに病院を受診するようにしましょう。

食欲があり顔色が良好な場合は様子をみてもいいと思いますが、子供は正しく症状を伝える事ができない事もありますし病院受診は親の判断となりますので、しっかり観察してあげて下さいね。

頭痛を訴える子供の症状を少しでも軽くするために、頭痛薬を使ってあげたいと思う方も多いと思います。一般的に子供には解熱薬と鎮痛薬は同じものが使われます。

子供でも使える安全性の高いものは「アセトアミノフェン」と「イブプロフェン」なので、市販薬の場合はしっかり成分を確認するようにして下さい。わかりやすく小児用と表記されて売られているものもありますよ。

病院を受診すると、カロナールという薬が処方される事が多いと思います。痛みに対しての効果は他の鎮痛剤と比較すると弱めですが、副作用の心配もなく小児~高齢者まで安心して使う事ができる薬なので好んで処方する医師も少なくありません。

子供が薬を飲みこめない時はゼリーがおすすめ

子供に薬を飲ませる場合、なかなか飲んでくれない事ってありますよね。そんな時は、ゼリーに混ぜて飲ませる方法が一番だと思います。

今はどこでも薬用のゼリーも売ってますので探してみて下さい。また、薬によっては細かく砕いて飲ませても良いものがあります。

逆に砕いてしまうと効果に影響する薬もありますので、錠剤が飲めない場合は処方の時点で細粒にして貰うなど、医師や薬剤師さんに相談してみると良いと思います^^

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まとめ

いかがでしたでしょうか。私を含め頭痛薬(鎮痛剤)が手放せないという方は多いと思いますが、薬は使い方を間違うと毒にもなり兼ねません。

市販薬は安全と思っていても、正しい使い方をしなければ効果が得られなかったり副作用が出現したりする可能性もありますので、用法・容量をしっかり守ってうまく利用していきましょうね。

また、市販薬にばかり頼りすぎるのも効果が薄れてくる可能性があります。

その場合は時間を見つけて1度専門医の診察を受けると、専門的なアドバイスを受けられあなたに合った薬を提示して処方してくれますよ。ドラックストアに常駐している薬剤師に相談しても良いと思います。

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